第二次世界大戦戦前から先代の喜多村練三が、この地、野田屋町で小児科を開業しました。

開業当時は岡山市内に小児科を標榜する病院はなく、中庭のある明るい小児科入院施設のある病院として皆様に親しまれてきました。その当時は患者様が岡山駅まで並んでいたという光景も見られていたと聞きます。

 開業以来80年以上にわたり親しまれてきた小便小僧像は、岡ビル百貨店とともに岡山の方の心に刻まれてきました。ここを通るたびに懐かしさのこみ上げる方も多くおられるはずです。